こんにちは! ふりか先生です。
ここ数年でよく聞くようになった、木育についてお話していきたいと思います。
木育とは?
木育の効果
創造力が豊かになる
木の玩具には色や形が様々なものが多いです。
それらを組み合わせて「何を作ろうかな?」「どんな遊びをしようかな?」と工夫していくなかで創造力が育まれていきます。
想像力が鍛えられることで見立て遊びが得意になり、子どもたち自身で考えて遊べるようになります。
また、親や保育士などの身近な大人が一緒に遊んだり、作ったものを褒めていくことで主体的に行動できるようになり、創造性もより豊かなものになっていきます。
木を囲んで一緒に遊ぶことで円滑なコミュニケーションが生まれることにも繋がっていきます。
五感を育てる
五感を刺激することで感性を育むことに繋がっていきます。
- 木のおもちゃの温もりや感触を楽しむ→皮膚で感じる。
- おもちゃ同士がぶつかった柔らかい音を聞く→聴覚で感じる。
- 木の匂いを嗅ぐ。→嗅覚で感じる。
- 様々な色や形の積み木を見る→視覚で感じる。
それらを繰り返していくことで五感が研ぎ澄まされ感性を高めることに繋がっていきます。
集中力が培われる
木もおもちゃは心地よい手触りのため、長時間集中して遊び続けることができます。
夢中になって遊ぶことで集中力が高められる効果も期待できます。
また、木には癒し効果もあるため、ゆったりと落ち着いた気持ちで遊ぶことができますよ。
普段忙しくて子どもとかかわる時間があまり持てない方も木の癒し効果を借りてゆったりとした家族時間を過ごすことができるかもしれません。
木育を取り入れてみよう!
ここではすぐに実践できそうな木育を紹介していきます。
- 積み木や木製のままごとで遊ぶ。
- 木製パズルで遊んでみる。
- 木に関する絵本を読む。
- 家具に木を取り入れてみる。
- 木製の遊具で遊ぶ。
- 木育施設に行ってみる。
などなど…
木育って一見難しそうに思いますが気軽に取り入れられるものも多いのではないでしょうか?
木育に最適な絵本
木のうた
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- 作:イエラ・マリ
- 出版:ほるぷ出版
- 発行日:1977年12月
- ページ数:36ページ
絵本の中に文字はありません。とても美しい絵とともに子どもたちのみならず、私たち大人の想像力を掻き立てる1冊です。
森の絵本
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- 作:長田 弘 絵:荒井 良二
- 出版:講談社
- 発行日:1999年8月
- ページ数:31ページ
日々忘れがちな大切なものをそっと気づかせてくれるような絵本です。こちらは年長さん~小学生向けです。大人も楽しめる1冊になっています。
最後に…
近年、子どもたちのデジタル化も進み、自然のものに触れる機会が少なくなっているように感じます。
このような現代だからこそ木のおもちゃが持つ安らぎに触れてリラックスしながら遊ぶことは子どもたちにとってとても大切です。
ぜひお子様や子どもたちと一緒に木育を楽しんでみてくださいね!
みなさまの木育のきっかけになれば幸いです。